クラセアスール・テキーラハイボール Background

クラセアスール・テキーラハイボール・ジャーニー Vol.4 香りを纏う魅惑の一杯

クラセアスール・テキーラハイボール
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『クラセアスール・テキーラハイボール』の魅力を伝えたいという想いから、全4回にわたりお届けしている本企画では、自宅で楽しめるハイボールのレシピや個性豊かなバーテンダーが考案したオリジナルハイボールをご紹介しています。

最終回となる本記事では、これまでの概念を覆すような新感覚の『クラセアスール・テキーラハイボール』を楽しめるふたつのBarにフォーカス。経験豊富なバーテンダーが導いてくれる、新しいハイボールの世界を一緒に覗いてみましょう。

 

Bar 霞町 嵐

フォーマルとカジュアルの中間地点



Bar 霞町 嵐

1999年にオープンし、ミクソロジーのパイオニアとしても名を馳せる『Bar 霞町 嵐』。開店当時にはまだ珍しかった白のバックバーを取り入れるなど、Barという場所で新しい文化を築いてきました。「バーカルチャーに”嵐”を起こそう」という意気込みが、その店名にも掲げられています。2011年に三代目オーナーとして店を引き継いだ竹田さんは、憧れていた場所で現在はオーナーを務めている事に、不思議な縁を感じているのだそう。

Bar 霞町 嵐


大人の社交場・西麻布という土地柄、フォーマル過ぎずカジュアル過ぎず、その間のちょうどいいバランスにこだわっているのだそう。バリ風のリラクシングなソファ席や革の質感に歴史を感じる椅子など、肩ひじ張らない雰囲気にホッと安らぎを覚えます。

Bar 霞町 嵐


笑っているような話し声を意識しているという竹田さん。その明るい声色も相まって、店内は和やかなムードが漂います。

グラスに舞うバニラ香
『しいたけふわふわハイボール』

クラセアスール・テキーラ・レポサドは、やはりバニラの香りとアガベの優しいグリーン感が印象的ですね。ポジティブに綺麗な青みが表現されているところに、熟成の工程に造り手の丁寧さが活きていると感じます」

そう話してくださった竹田さんが、レポサドのバニラの香りを引き出すレシピで組み上げたのが『しいたけふわふわハイボール』です。

クラセアスール・テキーラハイボール
クラセアスール・テキーラハイボール

クラセアスール・テキーラ・レポサドにソーダ、レモンを加えた後、しいたけパウダーとヨーグルトが含まれるエスプーマをトッピング。仕上げに色鮮やかなピンクペッパーとミントをあしらって完成です。

しいたけに含まれる旨味成分のグアニル酸がバニラ感を爆発的に押し上げ、その香りが花開いた後に、爽やかな酸味が続きます。華やかで楽しげなその姿も相まって、まるでデザートのようなハイボールです。

今後はバーテンダーの人材育成を見据えた店舗展開も視野にいれているという竹田さん。次世代のバーカルチャーを担う人々のステージアップの場に、新たな”嵐”が起りそうな予感です。





竹田 英和 Hidekazu Takeda

西麻布 Bar霞町嵐 店主。バーテンダー歴24年 埼玉県出身。
テニスやスノーボードの選手時代を経て一転、バーの世界を目指す。
嵐の店長として従事した後、2011年に三代目オーナーバーテンダーへ就任。趣味の熱波士としての活動も行う。

Bar 霞町 嵐 竹田 英和

Bar 霞町 嵐

東京都港区西麻布3−23−14 B1F
定休日 日曜・祝日
営業時間 18:00〜翌02:00
ハイボール名 『しいたけふわふわハイボール』

Bar 霞町 嵐 竹田 英和

 

 

STELLAR WORKS Restaurant & Bar

様式美を極めた美食空間



STELLAR WORKS Restaurant & Bar

青山一丁目駅直結のビル2階に突如として現れる開放的な空間は、家具ブランド「STELLAR WORKS」とエグゼクティブシェフ・入江誠氏がタッグを組んだ地中海料理のレストラン『STELLAR WORKS Restaurant & Bar』。

STELLAR WORKS Restaurant & Bar



枠にとらわれない伝統とモダンを意識した、五感を刺激する料理と共に注目したいのは、人気デザインユニット「Roman & Williams(ローマン&ウィリアムス)」による空間デザイン。ゲストの目線にも細かく配慮した照明の位置や家具の配置など、洗練されたインテリアに思わずため息がこぼれます。レストランでも存在感を放っているのが、デンマークの照明デザイナーであるポール・へニングセンの「PH グランドピアノ」。こちらのモデルは、日本国内に1台しか存在しないヴィンテージモデルなのだそう。

STELLAR WORKS Restaurant & Bar


ゆったりと食事の時間を過ごせる『RESTAURANT』と、カジュアルにドリンクを楽しめる『STANDING BAR』、隠れ家的なバー『THE BAR』などのエリアで構成され、訪れる日や時間帯によって、異なる体験ができるのも嬉しいポイントです。

今回は中でもひときわシックな雰囲気が漂う『THE BAR』にて、チーフバーテンダーの小針さんに、オリジナルハイボールを作っていただきました。

香水のように纏うアロマ
『シェイクハンズ ハイボール byクラハイ』

「そのままでも充分に美味しいクラセアスール・テキーラ・レポサドを贅沢にも炭酸で割るため、大きく手は加えないようにしつつ、香りを楽しめる一杯にしました」そう話しながら小針さんが差し出してくださった一杯は、気品に満ちた佇まい。

丸氷を入れたグラスにクラセアスール・テキーラ・レポサドを注ぎ、余計な香りを付けないようにバースプーンなどは使わずグラスを回転させて冷やした後、ソーダアップ。グラスの内側にはクラセアスール・テキーラ・レポサドに柚子ピールに漬け込んだパフュームをひと吹き。

そして最後に、驚きの仕掛けが。小針さんが手のひらに乗せたのは、一片の柚子ピールです。

クラセアスール・テキーラハイボール
クラセアスール・テキーラハイボール

「ゆずピールを持ったままお客様と握手をします。お客様の手にも香りを付けることで香水のように長くアロマを楽しんでいただけると思います。人は無意識に顔を触るそうで、そのくせを利用して、柚子の香り不意に感じていただけるようしました」

コロナ禍でコミュニケーションを取りづらい日々が続いた数年間を経て考えついたという新感覚の提供スタイルは、斬新ながらも温かみを感じるアイデアです。

空間×料理×人が融合するクロスカルチャーの新たな発信拠点となることを目指しているSTELLAR WORKS Restaurant & Barで、心躍るクラセアスール・ハイボールをお楽しみください。





小針 成喜 Shigeki Kobari

高等学校を卒業後、千葉の船橋にて料理人になるべく就職。
その後、サービスのできる料理人を目指し同船橋内にある「FOOD&BAR BLUE CANARY本店」に入社。3年のバーテンダー経験を経て「ホテル椿山荘東京MAIN BAR LE MARQUIS」へ。7年間メインバーテンダーを務める。
現在のSTELLAR WORKS Restaurant & Barでは、笑顔が生まれるサービスを意識しながら、生涯に渡り飲食文化の発展と維持に携わることを目標にしながら、チーフバーテンダーとしてカウンターに立つ。

STELLAR WORKS Restaurant & Bar 小針 成喜

STELLAR WORKS Restaurant & Bar

東京都港区北青山1丁目2−3 青山ビルディング 2階
定休日 ※月曜(祝日の場合は翌火曜が振替)

営業時間
<RESTAURANT>
火-金 17:30-22:00
土 11:30-15:00/17:30-22:00
日・祝 11:30-15:00

<STANDING BAR>
火-土 17:00-23:00(HAPPY HOUR 17:00-18:00)

<THE BAR>
火-土 20:00-23:00

ハイボール名 『シェイクハンズ ハイボール byクラハイ』

THE BAR


全4回にわたりお届けしてきたこの企画では、おうちでつくるハイボールのレシピや、クラセアスール・ハイボールを楽しめる選りすぐりのBarをご紹介してきました。知れば知るほど魅力が増すクラセアスール・ハイボールを、ぜひご自宅やお店でご堪能ください。


前回の記事はこちら

クラセアスール・ハイボール・ジャーニー Vol.3

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